おたけの郷で事務職をしています、矢作と申します。
同じエンゼル福祉会の藤代なごみの郷から、昨年4月からおたけの郷に異動になりました。
私がこのエンゼル福祉会に入職したのは、もう約14年8カ月も前のこと。
事務職として入職したので、あまり利用者さんとのかかわりはなかったのですが、
たまたまデイサービスにやってきた利用者さん(女性)をお部屋まで付き添いをさせていただいた時に「ありがとう、あなた大好きよ」と言って私の手を握ってくれました。
それが入職間もない私にとって最初の仕事の喜びでした。
福祉施設なので、のんびり穏やかな雰囲気なのかなと思いきや、人の命にかかわる仕事のせいか、みんなキビキビと働いていました。
事務職と言えど、それはそれは大変な毎日でした。
そのうち、大先輩が出産育児休業に入ってしまい、一気に私にたくさんの仕事が舞い込んできました。
介護保険の請求業務、これを怠ると、大事な施設の収入がなくなってしまいます。
給料計算業務、これを怠ると、職員の皆さんに給料を支払うことができなくなってしまいます。
どちらも今まで経験のない仕事、しかも期限が決まっているので、その業務が終わるまでは本当に緊張の毎日で、時には夜遅くまで残っていることもしばしば・・・。
今思えば大変だったな~、と懐かしく思います。
今でももちろん仕事は一つ一つ意味があって、大変ですけどね。
人間楽をしていては、成長ないですからね。
エンゼル福祉会には現在3つの施設がありますが、どの施設も子育てに優しいです。
私もかつては子育てにも色々悩みを抱えていて、その時も理事長はじめ、上司の方々が
いろいろ考えてくれる環境があったからこそ、長く勤められている要因でしょう。
子連れ出勤も可能な職場ってそうそうないと思いますね。
ここおたけの郷の事務所は、笑いの絶えない場所です。
事務所では一番年上になるこんなおばさんを温かく迎えてくれました。
みんながお互いを意識していて、協力体制がバッチリ。
とても居心地の良い場所です。
仕事が楽しくってしょうがない・・・と言ったら大げさですが。
国民的大スターのアイドルグループが昨年12月31日にグループとしての活動を休止しました。
その時、メンバー一人一人が言っていた事、それはお互いに対する思いやりと感謝でした。
私たちは、幸いコロナ禍でも仕事がなくなることもなく、そしてどうにか陽性者を出すこともなく無事過ごせています。それは、職員一人ひとりの意識のレベルの高さ、ご家族の方々の様々な協力があってこそだと思います。
全ての皆様に感謝申し上げます。
今年はどうか世界中が幸せな年になりますように。