今回は月1回の褥そう防止委員会でおこなった
理学療法士による拘縮予防の講義・実技について
お話ししますね。
おたけの郷には中村PTという頼もしい理学療法士さんがおり
姿勢保持について学べる機会があります。
まずは褥そう委員が自ら実践できるよう講義していただきました。
以前にもお話しは聞いており、小テストまでやってきていますが
これがなかなか難しい・・・
しかし、今回のテストは委員全員が前回よりも点数アップ!!
少しずつですが、理解できてきていると実感できました。
実技はベットを使って入居者さんの気持ちを体験することで
よりよいクッションの当て方を考えることができました。
私が特に感じたこと。
ギャッジアップをされたときに、思いのほか衣類が引っ張られ
皮膚や筋肉が引っ張れてしんどかったこと。
早く圧抜きして= と思いました。
体とベットの間に手を入れて、少しうかしてあげるだけで違いますよ。
不適切な姿勢保持は筋緊張が高まる
↓
拘縮につながる
↓
褥そうの原因になる
ベットと体の間のすき間をうめて筋緊張を緩めましょう。
クッションがなくてもバスタオルを丸めて使うと、すき間を
うめやすいですよ。
★これからも入居者さんの拘縮・褥そう予防に努めます。
看護責任者 大内理恵
追記
梅雨の時期、蒸し暑さに体調を崩していませんか?
6月は入居者の体調不良も多くなってきています。
<6月ピークやこれからピークとなる感染症>
溶連菌感染症
腸管出血性大腸菌感染症
RSウイルス感染症 などなど
今、おたけの郷では≪食にこだわっていこう≫
ということで、開設当初の理念を思いだし、食事作り
を再開できるよう少しずつではありますが、
味噌汁作りに取り組んでいるユニットもあります。
継続するためには・・・
食中毒や窒息を防止すること!
入居者の楽しみや命を奪わないためにも、しっかり対策を
とり、安全に注意して取り組んでいきます。
まずは基本の手洗い・消毒の励行が大事です。
入居者ができることを私たちが奪わないこと。
継続できるように頑張ろう!
それではまたお会いしましょう。
6年ぶりのブログでの挨拶に緊張しておりますが、
久しぶりにペンをとりました。(とらされた笑)
早いもので6年という月日が流れ、職員・入居者ともども
6年前の顔ぶれに変化はありますが、おたけの郷という
紆余曲折を経て育ってきた場所で、6年もの間、
看護責任者として仕事ができていることに感謝します。
入居者の生活を支える立場ではありますが、
「ねェちゃん、今日何時まで仕事?頑張ってね」
「理恵ちゃん元気?」などなど
入居者の励ましの言葉に支えられております。「ありがたいです」
私たち職員がいつも笑顔でいること!!
それが、入居者にとって、おたけの郷で生きるスタミナ剤になる事でしょう
プラス、ナースとしての専門性を活かし、体調管理に努めていきます。
それでは、またお会いしましょう。
おたけの郷が開設されてから、早いもので3か月が経ちました。
6月も今日で終わってしまいます。
梅雨の季節は体調を崩しやすく、体のだるさや気分の憂鬱さなどの
不調を訴える方が多い時期です。
梅雨の時期は気温差が激しく、高齢者は特に体温調整の機能が衰えているため
体調不良となる方が増えてしまう時期です。
そこで予防として、体を冷やしすぎないことも大切です。
ついつい冷房を効かせすぎてしまったり、それとは逆にエアコンを控えてしまい、
うつ熱状態になり、発汗による体の冷えを起こしてしまうなど、調整が難しいのもこの時期です。
まず、一枚上着を用意し脱ぎ着ができるようにする。
エアコンの位置とテーブルの位置を考え、直接当たらないようにする。
冷たい飲み物もお風呂あがりなどはよいが、暖かい飲み物も準備する。
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる。
それは何故か・・・冷房の効いた部屋にいると皮膚の末梢の血行が悪くなり、
汗をかきにくくする。そこで体をあたためることで、汗腺の働きをよくし、
上手に汗をかくことができるようになり、熱を体に貯めにくくなる。
おたけの郷でも、梅雨の時期を乗り越えるため取り組んでいきます。
入居者さんが体を動かすための工夫ももちろんです。
今年は猛暑になるようなので、脱水や熱中症にならないように
こまめな水分補給と温湿度管理を行なっていきます。
もちろん、ご家族の方、職員も注意しましょうね。
大内 理恵
そろそろ新しい環境での生活や仕事に疲れ、理想と現実のギャップに悩んでいる人も
多いはず。
初めて就職する人や介護職として初めて働く人は、緊張しながら毎日・毎日仕事を覚えることに
必死になっていたと思う。
おたけの郷が目指す理念や目標に向け、それぞれができることを行なってきたと思う。
色々なジレンマを抱えながら、自分の技術や知識のなさに悩む人もいたと思う。
失敗を繰り返しつつも(迷惑をおかけした人もたくさんいると思いますが・・・)、少しずつでも
おたけの郷の目指す支援に近づいている(そうでありたいです。)と思うので、入居者さんやご家族
の方の笑顔が増えるようがんばっていきましょう。
まずは、私たち職員が元気に笑顔で仕事できるよう、5月病にならないためにも
1人で悩まず悩みを解決できる仲間と共に元気にがんばっていこう!
入居者さんやご家族と共におたけの郷を築いていきましょう。
大内 理恵
お久しぶりです。 大内です。
早いもので開設して2か月が経ちました。1週間で140名の入居者の方と会い、
ゆっくりお話しをする間もないまま、あっという間に毎日が過ぎていくといった具合です。
これではまずい・・・
といってもやらなければならない事が山ほどある・・・
もっと早くやっておけば・・・など後悔することも山ほどではありますが、
弱音など吐いてもいられません。前へ進むしかない!
今は、1人でも多くの入居者さんと接していこうと思い働いております。
あわただしい職員を横目に、マイペースな入居者さんや時には職員を笑顔にしてくれる
粋な入居者さんがいたりと個性豊かな面々が、たくさん集まっております。
時には体調を崩されてしまい、受診や入院が必要な状態になってしまった方もおりますが、
ナースとして、入居者さんが1日でも長くおたけの郷での生活が送れるよう、予防看護・介護に
力を入れていきたいと思います。
ナースも個性豊かな面々がそろっております。
久しぶりにユニホームに袖を通し、ナースとして専門職として恥じないような仕事を
していこうと思います。
それでは、また・・・ 看護責任者 大内 理恵
先日のフロア責任者の毛呂さんや笹木さんのブログにも書かれていましたが、
15日に入社式がありナース全員が集合しました。
大内も含め7名となります。
不安な面持ちの方もいれば、入職説明会で一度会っている方もいて
すでに楽しそうに話しをされている方もいます。
私はといえば準備室メンバーと様々な準備に追われ
ナースのみんなとあまり会話ができていません・・・・
今は開設前研修の最中ですが、先日やっとナースのみんなと話しをすることができ
そこでみんなの不安が募っていることを知りました。
まず、どんな勤務体制となるのか、どんな医療処置があるのか、
何を準備し、何を勉強しておけばいいのか・・・・など
大枠として決まっていることは、
①8時~17時と11時~20時の2ラインの勤務体制であること
②ユニホームはなく私服であること
③医療ニーズがある方を出来る限り受け入れていくこと
④施設内訪問看護をおこなっていくこと
⑤介護職や他職種のみんなと連携して支援・看護していくこと
おたけの郷は、
12時間、ナースを配置し医療ニーズに対応できるようにする。
施設内訪問看護を実践し、居住しているユニットの各自の居室に
お邪魔して状態を看させていただき処置を行なう。
まだまだ、決まっていないことが多いのも事実。
しかし・・・・
3月1日より入居が決定している方が1週間で入居されてきます。
その前には再度、訪問をさせていただき、現在の状態や変わっていることが
ないかなど、入居前に把握しケアプランや介護計画書・看護計画書を作成
3月1日には入居者さんを迎えることができるよう、ナースのみんなと入居者さんの
ことを第一に考えてがんばっていきます。
大内 理恵
先日、東京都の介護職員による「胃ろう・吸引」の、
50時間の基礎研修をおえてきた
系列会社の職員4名のみなさまに、実地研修をおこなってきました。
写真は、越谷なごみの郷での研修風景です。
笑顔も見られておりますが、ちょっと緊張の面持ち・・・・
それも、そのはずです。
医療行為と定められている
「胃ろう」や「吸引」の知識や技術を、
十数回の実地研修の中で、取得しなければならないのです。
入居者さん・利用者さんの安全を守る上でも、重要な任務をまかされていくわけですから・・・・
今後、研修を受ける介護職員の方も増えていくかも
しれません。
命をつなぐ、命を助ける行為のはずが、
死につながることもあります。
私たちの役目として
医療ニーズの高い方も、安心して生活ができるよう、
私たちにできることは、やっていく義務があると思うのです。
看護師としても、入居者さん・利用者さんの
命に関わる行為であることを
再度、肝に銘じて指導・教育に努めていきたいと思います。
大内 理恵
採用者のみんなが、どんな仲間とどんな職場で働くことになるのか、
少しでも不安の解消につながればとの思いから、
フォローアップをしていこう!と開設準備室の仲間と心に決め
開催してきました。
とは、言いつつも何をしたらいいのか、期待に沿うような企画とは何か、と
毎回、頭をひねって考えている責任者たち・・・・・
先日、3回目のフォローアップが開催され、毎回増えていく仲間とグループワークを
行ない、私なりに感じたことを書いてみました。
不安と緊張が入り混じる中でも、同じグループになった者同士、これから待ち受ける
仕事への意気込みや悩みなどなど・・・
ただ、共通して言えることは、どんな支援をしていきたいか・こんな取組みはどうだろう
ということではなく、自分の身がどんな状況に置かれていくのか、どんな大変なことが待ち受けている
のかが先にたち、目先の心配ばかりになってしまっている。
でも、これが普通なのだとも思う。
初めからいる私たちは、おたけの郷の方針ややりたいことも明確になってきている。
既存である施設に就職するわけではなく、一から自分たちで作りあげていく職場。
なので、みんなが初めてだということ。
その分大変さもありますが、自分たちで考えていける、おもしろさも
ありますよ。
これからは、入居者の支援・看護に目を向けて行こう!!
大内 理恵
10/22 初めての訪問調査です。どきどきしながら、ご自宅へ伺い
久しぶりに高齢者の方に会うことができ、笑顔がこぼれてしまいました。(多少、緊張はありましたが・・・・)
やっぱり特養のナースが自分には合っているなぁと感じた瞬間でした。
しかし、訪問調査に、こぎつけるまでには、開設準備室のみんなで荒川区の地図をひろげ、
入居申し込みのみなさまが、どこにいるのか確認したり、
ばたばたと準備しながら、
なんとか訪問調査開始!となりました。
訪問調査日をスケジュール表で調整したり・・・
現在も着々と進めています
ので、申込んでいただいたみなさま、待っててくださいね。
病院では、治療という場で看護師として、命を助ける一躍を担い、
退院していく患者さんの姿に笑顔がこぼれたものですが、
特養では、一日でも長く、自分で自分のことができる
・自分の思いを伝えることができる、喜びをともに感じていけるよう、
看護師として、あたりまえの生活の支えとなっていきます。
もっともっと、看護師仲間が増えてくれることを願う大内でした。
チョコレートを食べてもうひと頑張りしま~す。
大内 理恵