2階フロアの今年1年を振り返ると
コロナ禍でも例年よりも外に目を向けることが出来たように感じます。
非日常の外出、買い物が、今では日常となりつつあります。
入居者の方が
「明日買い物行きたいんだけど・・・。」というと
職員さんが
「明日なら行けるよ。(行けるように調整するよ。)」と
外に行くことが当たり前になっていったことがとても嬉しく思います。
もちろん、感染状況により、すぐに願いを叶えることが出来ないこともありますが、ここ1、2年間を振り返ると、コロナウイルスの正しい予防策も浸透しつつあり、新しい生活様式が確立されてきたように感じます。
今年の10月には、「お墓参りに行きたい。お父さんに会いたい。」と仰っていた方の希望を叶えることもできました。
職員2名で車いすを抱え、お寺の階段を登り、お墓に到着すると「お父さん。」と手を合わせる本人。
お話を伺うと、旦那さんがご逝去されてから、初めてのお墓参りだった。とのこと。
会いたい人に会えない事がどれだけ寂しいことか。
今の時代、色んな手段で顔を見ることは出来ますが、お墓参りだけは写真や動画というわけにはいきません。(個人的な感覚ですが。)
ここ数年は同じことを言っていますが、早くコロナが終息して欲しいですね!!
さて、
続いて個人的な今年1年を振り返ると、
自分の課題に気づかせてくれたり、解決したりするためにどうすればいいのかを、施設長や他責任者のみんな、職員さんたちから多くの事を学ばせてもらいました。(入職してからずーっとですけどね。)
さぁ~、仕事もプライベートも充実させ、魅力ある人間になるぞー!!
今年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
先日の天体ショーはご覧になりましたか?
とても見応えがあり、感動しましたね。
2階の入居者の方も「今日、皆既月食あるんだって。見に行こうよ。」と声をかけてくださり、屋上テラスへ月を行くことに。
夜になり、自前の望遠鏡を持ち、テラスへ移動。
綺麗に輝いた月が欠けているのを見て、「すごいな~」とひとこと。
感動されている様子でした。
また、他の入居者の方は、「おっ寒いな。」と上着を取りに行き、
暖かそうなダウンジャケットを着て戻られたのですが、なんと片手に小豆バー(アイス)を持ってきました。(笑)
「寒いなっ。」と言いながらも月を眺めて、楽しまれていた様子でした。
確かに寒い日でもアイスを食べたくなる気持ちはわかりますが、この時期に外でアイスはさすがに寒かったようです。
翌日のこと
毎朝、時事ネタを職員さんへ教えてくださるのが日課となっているのですが、その日は「皆既月食すごかったよ。あれ、442年ぶりなんだよな。」と話をしていました。
次に皆既月食が見られるのは、2025年9月8日だそうです。
また見に行きましょうね。
それでは
夏も終わり、僕が大好きな金木犀の香りが街に広がってきました。
嗅覚は記憶との繋がりが強く、色んなことを思い出させます。
金木犀の香りがする秋には楽しい思い出が沢山あった証拠ですね(笑)
今年の夏を振り返ると、コロナ禍で思うような取り組みを実施することが出来ませんでしたが、職員さんたちが色々試行錯誤しながら、支援している姿に感銘を受けました。
スイカ割りは、写真を見るだけで楽しい雰囲気が伝わってきますね。
これからの季節も入居者の方に五感で味わっていただけるような取り組みをしていきます。
それでは。
ちょうど一年前に この道を通った夜 昨日の事のように 今はっきりと想いだす
先日、ある職員さんに夜勤の仕事を教えていた時のことを想い出しました。
それが、ちょうど一年前の事
その職員さんにとって、あっという間だったのか、長かったのかはわからないが、
この一年間で、様々なことを経験して
間違いなく、頼もしい職員さんになりました。何事も前向きに取り組んでくれたお陰です。
懐かしいなぁー。
さて、
4月からは、頼もしい職員さんがさらに頼もしくなるために、入居者さんの生活が豊かになるために
いろんな研修を実施しています。
おたけの湯を活用する為に、おたけの湯での入浴研修
外出時に安全な移動支援を行う為の、車いすの操作方法などなど
色んな実践を行う為に必要な技術
今後も質の高い支援を行う為に、みんなで学んでいきたいと思います。
それでは!
アンマーよ あなたは私のすべてを許し すべてを信じ すべてを包み込んで~♪
歌詞:かりゆし58の「アンマー」より
5月に入り、各フロアでは素敵な母の日が実施されました。
母の日は、アメリカの少女の「生きている間にお母さんに感謝の気持ちを伝える機会を設けるべきだ。」という想いから日本に伝わってきたそうです。
おたけの郷で働いている技能実習生の出身国ベトナムでは「女性の日」が風習としてあります。
世界中に誰かを想う日があるのは、素敵なことですね。
2階でも、
一緒にカーネーションを買いに行ったり、手作りのカードをプレゼントしたり
また、誕生日のお祝いやドライブなど、誰かを想う日を作ることが出来ました。
誕生日を迎える方に、「何か食べたいものありますか?」と職員さんが聞いてみると
都電小台駅の目の前にある「あら川」というお店のうな重をご希望。
どうやら、行きつけのお店だったようです。
残念ながら、誕生日当日は体調がすぐれず「行かない」とのことだったので、職員さんと買い出しへ。
うな重とケーキを購入し、おたけの郷でお祝いをしました。
体調が戻ったら、今度は一緒に買いに(コロナが収束したら食べに)行きましょうね。
p.s.
先日、施設長から「篤志に歌ってあげようと思ってた歌があったんだ。」と、ある歌を教えてくれました。
施設長は、誰かが落ち込んだ時やその時に感じる相手を想う歌があるそうで、
今まで僕は、誰かを『想う歌』を考えたことがありませんでした。
歌のプレゼントって初めてなので、なんだか嬉しいですね。
今度は、施設長みたいに相手を『想う歌』を誰かにプレゼントしたいと思います。
当たり前かもしれませんが、歌っていいですね。笑
さて、父の日はどんな楽しみが待ってるかな??
それではまた
やねより たかい こいのぼり
もう少しでこいのぼりが空を泳ぐ時期がやってきます。
季節も変わり、
「今日も寒いね~」という挨拶から徐々に「今日は暖かいね~」という挨拶に変わってきました。
2階フロアの正面玄関側のユニットには、おたけの郷で唯一広々とした、テラスがあります。
ユニット会議で今月は「外に出る」というテーマを掲げた次の日には、早速テラスでランチを楽しんでいました。
テラスには職員さんが入居者の方に楽しんでいただけるようにと、準備したチューリップがきれいに咲いています。
水やりを日課にしていた入居者の方や球根から準備してくれた職員さんのお陰ですね。
反対側のユニットでは、こいのぼりの飾りを職員さんが準備してくれました。
入居者の方に染めていただき、飾りつけ。
あーでもない こーでもない と和気あいあいと楽しまれていました。
今回は、とある日常を切り取ってみました。
それではまた
みんな輝く権利を持っている。byマリリン・モンロー】
先日、
山梨県から上京してきた男性の新人職員さんから
「化粧をしたいんですけど、良いですか?」と聞かれた。
時代も変わったなぁ~。ジェンダーフリーの世の中。それはありだよな?と思いながらも、「〇〇くん化粧するの??」
と聞いてみた。
彼は笑いながら
「違いますよー。入居者さんにやってもらうんです。」
完全に勘違いしていました。
そんな彼はテニスが上手で、
あだ名は「山梨の錦織圭(自称)」だそうです。
とっても素敵な職員さんです。
さぁー気を取り直して
入居者の方に化粧をしてもらったお話のスタート
今回の企画は、入居者の方とお話をしていた時に「化粧がしたい。」と言われた事がきっかけだったそう。
準備の段階で、女性職員さんに「何が必要ですかね?」と聞きながら
看護師さんからは
「人によっては、決まったブランドのものを使う人もいるから自宅に無いかご家族に聞いてみたら?」
女性職員さんからは
「鏡が無いとね。お店で必要なもの見てみるね!」
など、色んなアドバイスをもらったようで
※今回は、間に合わず。職員さんが準備した化粧品を使用しました。
化粧ができる環境を整え、
まずは乳液から
「お兄ちゃん?乳液の後なに塗れば良いの?」
「やばい。わかんないー。笑」と職員さん。
女性職員さんがフォローに入ると、入居者の方も思い出した様子で
手際良く?さっさっさーと化粧をされていました。
和気あいあいと笑い声が絶えない中、化粧が終了。
パッと花が咲いたように表情が明るくなり、より美しくなっていました。
そんな表情を見た時僕は、ある職員さんの言葉を思い出していました。。。
入居者の方の
「この花(造花)きれいね~。」という発言に対して
「そうよ~私たちみたいに一生枯れないのよ~」
その通りでした。
いくつになっても、女性は一生枯れないんです。
こんな素敵な企画が日常になる事を願って。
今後の彼(実行してくれた職員さん)の活躍が楽しみです。
それではまた。
2階職員さんの初ブログ!
是非、ご一読下さい。
この間未だ寒い1月の中ですが
午後の暖かな時間を選び
入居者様とチューリップの目出し球根を植え込みました。
本当なら暮れに球根を植え込む予定でしたが
こんな時期なモンですから、ずっと延期になってしまい・・・
・・・年明けになってしまい
ようやく辿り着きました!車椅子を使用している方でも植え込みしやすい様に
丁度良い高さに用意し、
暖かい格好に防寒して
それぞれ利用者様にお好きな花色を選んで頂き
植え込み致しました。
皆んな張り切って、
手袋をして、シャベルを持って自然の土に触れ
皆さんにこやかに
まるで昔を思い出すように細い目の奥の瞳が潤んでおりました。。。
もっと深く掘るんだよ!
球根握りしめちゃだめだよ!と入居者様。
あーじゃない、こーじゃないと、何時もより会話も弾む笑いの絶えない中
職員までも心温まる時間を過ごさせて頂きまた。
写真撮影のカメラを向けると、「いいよー。」「寒い寒い。」と顔をしかめる入居者様も変顔をしてポーズを取ったり、
皆んなを笑わせてくれ
笑いの絶えない時間を
過ごす事が出来ました。
さぁ、今日は働いて疲れたね、リビングにおやつを用意してあるから
お茶でも飲みましょう!
皆さん帰るなり
いつも以上に食べる。飲む。
外気浴パワーは凄い!
あぁ…
この仕事していて良かった。。。
コレだからやめられない
と感じる一時、
さて、次は何をして楽しんで頂きましょ。
又試行錯誤の始まりです、
どうですか?
皆さんにも
この2階のあったか~い感じ伝わったなら光栄です。今日もほっこり。。
2階 美熟女職員より
4月から2階フロアへ異動となり、あっという間にもう年の瀬。
今では当たり前になったソーシャルディスタンス。
一日一日があっという間だと、1年もあっという間ですね。
日々の積み重ねが大事というけど、ちゃんと積み重ねてこれたかなぁー。
どうも、齋藤です。
さて、
大きく振り返ると、私がおたけの郷に来たのは、2013年の8月1日。今から約8年前。
当時フロア責任者だった今の毛呂施設長に面接をして頂き、「やりたいことは何?」と聞かれて「釣り好きのおじいちゃんがいたら一緒に釣りに行きたい。」と答えたのを覚えている。面接を終えると、人生初のゲリラ豪雨を体験し「わざわざ福島から来たのにびしょ濡れで帰すわけにいかねーだろー」とかっこよく傘を渡してくれた毛呂さんは、今も変わらず人想いで優しい人です。
私が最初に配属されたのは5階フロア。そこから2階へ異動になり、釣りが趣味だった入居者の方と出会い、本人が通っていた荒川遊園まで釣りに行ったのは今ではいい思い出。その後、再び5階へ異動になり、今は2階へ。
まだコロナ禍が続いているが、徐々に以前のような姿を取り戻しつつある。
今年の初めは、看取り介護が開始になっている方以外は、ご家族との面会ができず。
夜勤中にコールが鳴り、
「何でもないけど・・・。お兄ちゃんと同じくらいの男の子がいるの。○○っていうんだけど・・・。○○に会いたい」と言っていた入居者の方も、今ではご家族と面会ができるようになった。
人の感情の中で「会いたい」という気持ちは、痛いほどよくわかる。現在も制限がある生活を送っているが、明日、一時間後、次の瞬間には、実現できなくなることが沢山ある中で、やっぱりその時の感情や気持ちを大切にしていくことが私たちの仕事に必要なことなんだと改めて気づくことができた。
コロナに「お陰」って使いたくないけど、きっとそれはコロナのお陰で気づけたことなんだと思う。
目の前の事実をしっかり見て、どうやったらそれらを実現・改善できるかを一瞬一瞬で考え、行動し続けることがより良い姿に近づける第一歩だ。
白内障以外で人の目が濁る事があるとすれば、何かを見たときではなくて、何かを見ようとしなかった時だと思う。
透き通った目をしている職員さんたちに囲まれて、僕は幸せです。
さぁー明るく、楽しく頑張っていきましょーう!!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
先日、専門学校在学以来(約10年ぶり)の国際福祉機器展へ行ってきました。
学生時代は、実際に車いすに乗る体験をしても入居者・利用者の方を想像できていませんでしたが、約10年間介護の仕事に携わってきて考えるのは、
「安全で安心して使ってもらえるか、操作性や修繕が必要になりそうな箇所はどうか。金額はどれくらいか。金額に対しての効果はどうか。」でした。
次回行くときに、違った視点を持っていけるように日々精進してまいります。
さて、
2021年の国際福祉機器展ですが、車いすや歩行器、杖などの福祉用具以外にAIを利用したサービスも多く出展されていて、時代の変化を感じることができました。
そんな中でも個人的に気になっていたのが、テーブルと腰痛防止の為のサポート器具。
AIを利用したサービスほどテクノロジーの進化を感じることはありませんでしたが、個々に応じて高さが変えられるテーブルも進化していて、魅力的なものが数多く展開されていました。
また、腰痛予防の為のサポート器具は、中腰姿勢を補助するもので、特に夜勤者の排泄支援時に活用すれば腰の負担軽減に繋がる優れモノでした。
これから先の福祉用具の進化・発展が楽しみです。
今回は、国際福祉機器展に行ったことにより自分自身の視点の変化に気づくことができたいい一日でした。
現在おたけの郷で使用している福祉用具も数多くあるので、必要に応じてしっかり活用していきたいと思います。
有難うございました!!