やねより たかい こいのぼり
もう少しでこいのぼりが空を泳ぐ時期がやってきます。
季節も変わり、
「今日も寒いね~」という挨拶から徐々に「今日は暖かいね~」という挨拶に変わってきました。
2階フロアの正面玄関側のユニットには、おたけの郷で唯一広々とした、テラスがあります。
ユニット会議で今月は「外に出る」というテーマを掲げた次の日には、早速テラスでランチを楽しんでいました。
テラスには職員さんが入居者の方に楽しんでいただけるようにと、準備したチューリップがきれいに咲いています。
水やりを日課にしていた入居者の方や球根から準備してくれた職員さんのお陰ですね。
反対側のユニットでは、こいのぼりの飾りを職員さんが準備してくれました。
入居者の方に染めていただき、飾りつけ。
あーでもない こーでもない と和気あいあいと楽しまれていました。
今回は、とある日常を切り取ってみました。
それではまた
みんな輝く権利を持っている。byマリリン・モンロー】
先日、
山梨県から上京してきた男性の新人職員さんから
「化粧をしたいんですけど、良いですか?」と聞かれた。
時代も変わったなぁ~。ジェンダーフリーの世の中。それはありだよな?と思いながらも、「〇〇くん化粧するの??」
と聞いてみた。
彼は笑いながら
「違いますよー。入居者さんにやってもらうんです。」
完全に勘違いしていました。
そんな彼はテニスが上手で、
あだ名は「山梨の錦織圭(自称)」だそうです。
とっても素敵な職員さんです。
さぁー気を取り直して
入居者の方に化粧をしてもらったお話のスタート
今回の企画は、入居者の方とお話をしていた時に「化粧がしたい。」と言われた事がきっかけだったそう。
準備の段階で、女性職員さんに「何が必要ですかね?」と聞きながら
看護師さんからは
「人によっては、決まったブランドのものを使う人もいるから自宅に無いかご家族に聞いてみたら?」
女性職員さんからは
「鏡が無いとね。お店で必要なもの見てみるね!」
など、色んなアドバイスをもらったようで
※今回は、間に合わず。職員さんが準備した化粧品を使用しました。
化粧ができる環境を整え、
まずは乳液から
「お兄ちゃん?乳液の後なに塗れば良いの?」
「やばい。わかんないー。笑」と職員さん。
女性職員さんがフォローに入ると、入居者の方も思い出した様子で
手際良く?さっさっさーと化粧をされていました。
和気あいあいと笑い声が絶えない中、化粧が終了。
パッと花が咲いたように表情が明るくなり、より美しくなっていました。
そんな表情を見た時僕は、ある職員さんの言葉を思い出していました。。。
入居者の方の
「この花(造花)きれいね~。」という発言に対して
「そうよ~私たちみたいに一生枯れないのよ~」
その通りでした。
いくつになっても、女性は一生枯れないんです。
こんな素敵な企画が日常になる事を願って。
今後の彼(実行してくれた職員さん)の活躍が楽しみです。
それではまた。
2階職員さんの初ブログ!
是非、ご一読下さい。
この間未だ寒い1月の中ですが
午後の暖かな時間を選び
入居者様とチューリップの目出し球根を植え込みました。
本当なら暮れに球根を植え込む予定でしたが
こんな時期なモンですから、ずっと延期になってしまい・・・
・・・年明けになってしまい
ようやく辿り着きました!車椅子を使用している方でも植え込みしやすい様に
丁度良い高さに用意し、
暖かい格好に防寒して
それぞれ利用者様にお好きな花色を選んで頂き
植え込み致しました。
皆んな張り切って、
手袋をして、シャベルを持って自然の土に触れ
皆さんにこやかに
まるで昔を思い出すように細い目の奥の瞳が潤んでおりました。。。
もっと深く掘るんだよ!
球根握りしめちゃだめだよ!と入居者様。
あーじゃない、こーじゃないと、何時もより会話も弾む笑いの絶えない中
職員までも心温まる時間を過ごさせて頂きまた。
写真撮影のカメラを向けると、「いいよー。」「寒い寒い。」と顔をしかめる入居者様も変顔をしてポーズを取ったり、
皆んなを笑わせてくれ
笑いの絶えない時間を
過ごす事が出来ました。
さぁ、今日は働いて疲れたね、リビングにおやつを用意してあるから
お茶でも飲みましょう!
皆さん帰るなり
いつも以上に食べる。飲む。
外気浴パワーは凄い!
あぁ…
この仕事していて良かった。。。
コレだからやめられない
と感じる一時、
さて、次は何をして楽しんで頂きましょ。
又試行錯誤の始まりです、
どうですか?
皆さんにも
この2階のあったか~い感じ伝わったなら光栄です。今日もほっこり。。
2階 美熟女職員より
4月から2階フロアへ異動となり、あっという間にもう年の瀬。
今では当たり前になったソーシャルディスタンス。
一日一日があっという間だと、1年もあっという間ですね。
日々の積み重ねが大事というけど、ちゃんと積み重ねてこれたかなぁー。
どうも、齋藤です。
さて、
大きく振り返ると、私がおたけの郷に来たのは、2013年の8月1日。今から約8年前。
当時フロア責任者だった今の毛呂施設長に面接をして頂き、「やりたいことは何?」と聞かれて「釣り好きのおじいちゃんがいたら一緒に釣りに行きたい。」と答えたのを覚えている。面接を終えると、人生初のゲリラ豪雨を体験し「わざわざ福島から来たのにびしょ濡れで帰すわけにいかねーだろー」とかっこよく傘を渡してくれた毛呂さんは、今も変わらず人想いで優しい人です。
私が最初に配属されたのは5階フロア。そこから2階へ異動になり、釣りが趣味だった入居者の方と出会い、本人が通っていた荒川遊園まで釣りに行ったのは今ではいい思い出。その後、再び5階へ異動になり、今は2階へ。
まだコロナ禍が続いているが、徐々に以前のような姿を取り戻しつつある。
今年の初めは、看取り介護が開始になっている方以外は、ご家族との面会ができず。
夜勤中にコールが鳴り、
「何でもないけど・・・。お兄ちゃんと同じくらいの男の子がいるの。○○っていうんだけど・・・。○○に会いたい」と言っていた入居者の方も、今ではご家族と面会ができるようになった。
人の感情の中で「会いたい」という気持ちは、痛いほどよくわかる。現在も制限がある生活を送っているが、明日、一時間後、次の瞬間には、実現できなくなることが沢山ある中で、やっぱりその時の感情や気持ちを大切にしていくことが私たちの仕事に必要なことなんだと改めて気づくことができた。
コロナに「お陰」って使いたくないけど、きっとそれはコロナのお陰で気づけたことなんだと思う。
目の前の事実をしっかり見て、どうやったらそれらを実現・改善できるかを一瞬一瞬で考え、行動し続けることがより良い姿に近づける第一歩だ。
白内障以外で人の目が濁る事があるとすれば、何かを見たときではなくて、何かを見ようとしなかった時だと思う。
透き通った目をしている職員さんたちに囲まれて、僕は幸せです。
さぁー明るく、楽しく頑張っていきましょーう!!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
先日、専門学校在学以来(約10年ぶり)の国際福祉機器展へ行ってきました。
学生時代は、実際に車いすに乗る体験をしても入居者・利用者の方を想像できていませんでしたが、約10年間介護の仕事に携わってきて考えるのは、
「安全で安心して使ってもらえるか、操作性や修繕が必要になりそうな箇所はどうか。金額はどれくらいか。金額に対しての効果はどうか。」でした。
次回行くときに、違った視点を持っていけるように日々精進してまいります。
さて、
2021年の国際福祉機器展ですが、車いすや歩行器、杖などの福祉用具以外にAIを利用したサービスも多く出展されていて、時代の変化を感じることができました。
そんな中でも個人的に気になっていたのが、テーブルと腰痛防止の為のサポート器具。
AIを利用したサービスほどテクノロジーの進化を感じることはありませんでしたが、個々に応じて高さが変えられるテーブルも進化していて、魅力的なものが数多く展開されていました。
また、腰痛予防の為のサポート器具は、中腰姿勢を補助するもので、特に夜勤者の排泄支援時に活用すれば腰の負担軽減に繋がる優れモノでした。
これから先の福祉用具の進化・発展が楽しみです。
今回は、国際福祉機器展に行ったことにより自分自身の視点の変化に気づくことができたいい一日でした。
現在おたけの郷で使用している福祉用具も数多くあるので、必要に応じてしっかり活用していきたいと思います。
有難うございました!!
秋の夕日に照る山紅葉~♪
先日、施設長ブログでも紹介されていた2階での企画
ベランダにお月見セットを準備し、皆様に食事を楽しんでいただきました。
夕日に照らされた紅葉がとてもきれいで、皆さんとても楽しまれていた様子。
月が南側から綺麗に見えたので、日が沈んだ後は5階テラスへ
スカイツリーとまんまるお月様
『最高だなぁ~』と一言。いただきました。
素敵な企画を有難うございました( ^^)!
他の職員さんからも企画の提案がたくさん来ているので、次はどんな素敵な企画ができるかとても楽しみです!!
それではまた、
ここ数日は暑い日が続いていましたが、徐々に秋の空になってきました。
2~3年前までは、夏になると冬が恋しくなり、冬になると夏が恋しくなっていた自分がいましたが、現在は特にイベントごともなく、季節を感じる機会が少なくなっています。
入居されている方々は、より季節を感じる場面が少なくなっていると思います。
そんな中、少しでも季節を感じていただけるようにと、かき氷を作ったり、夕方散歩に出掛けたり。
日々職員さんが気づき行動してくれることに感謝しています。
さて、
北風と太陽というタイトル。一度は耳にしたことがあると思いますが、どんな内容か覚えていますか?
私は、内容が思い出せず。
youtube で動画を見るのですが、いい子守唄となってしまい、必ずと言っていいほど終盤部分で寝てしまう。
そんなことが何度か続き、先日ようやく最後まで動画を見ることができました。(笑)
内容はすごくシンプルで
北風と太陽が旅人の上着をどちらが先に脱がせるかを勝負するお話
冷たく厳しい態度で接すると人は頑なになるが、温かく優しい気持ちで接すると人は自ら行動してくれる。
また、その時の状況によって対応を変えることの重要性を教えてくれるお話でした。
認知症の状態にある方の支援を行う上で、いろんな悩みも出てくる。
北風と太陽のような簡単な話ではないが、人と関わるうえで根本となることを改めて考えさせられた気がします。
暑い日が続きますが、頑張っていきましょう!
それではまた。
突然の雨の後に職員さんが
「虹が見えますよ!」
みんなで見た虹に少し感動
晴れた日に散歩をしていたら、空を見上げた入居者の方が一言
「綺麗ね~」
何とも言えない表情で空を見つめている
だいぶいいこの時間
職員さんにとっては何気ない日々の関りかもしれないが、それってすごく大切なことだと思う。
職員さんに感謝です。
私の祖母が入居している特別養護老人ホームでビデオ面会
「大きくなったこと~」と変わらない笑顔のおばあちゃん
久しぶりのいい時間
おたけの郷でもビデオ面会を行っていますが、顔を見ることで安心につながることを実感。
「多くの人は1年でできる事を過大に見積もる。
なのに、20年、30年でできる事は低く見積もる」
誰かが言っていた言葉を見つけて
自分を見つめ直すこの時間は、きっといい時間
日々を振り返ると、「いい時間」ってたくさんあるなぁ~。
さて、今回は日常を切り取った「いい時間」のお話でした。
皆さんは最近「いい時間」ありましたか?
ではまた
あきらめないでどんなときも
君ならできるんだどんなことも
今世界にひとつだけの
強い力をみたよ
サンボマスターのボーカル山口さんは、私と同じ福島出身。
どうもこんにちは。2階フロアの齋藤です。
最近、社会全体でネガティブな話題を目にする機会が増え、心までネガティブにならないように気をつけなきゃと思う今日この頃。まぁネガティブのすべて悪いわけではありませんが、後ろ向きよりもいいですよね。
4月に新しい職員さんが2名入り、もう2か月が過ぎようとしています。皆さん前向きで、これから先がとても楽しみ。
日々頑張っている新入職員さんの「できる」が増えていく姿をみると、とてもうれしい気持ちになります。本人の努力はもちろんですが、「できる」を増やすために職員さんたちが一生懸命関わっている姿を見ると、ただただ感謝でございます。
~新入職員さんとの夜勤のお話~
30分ほど時間が必要なAさんの就寝支援を行う前に・・・
齋藤「今日はAさんの就寝支援を僕も一緒に付こうか、一人でやってもらおうか悩んでるんです。」
職員さん「今日は一人でやってみます。」と即答。
いざ、就寝支援の時間になり・・・
Aさん「齋藤さんいないとダメだ。あの人じゃできないよ。」
齋藤「もう大丈夫だよ。大丈夫。急な会議が入ったからごめんねっ。」とちょっと強引にその場を離れる。
居室の小窓からそーっと覗いて見守っていると
「あんたできんの!?できないよ!齋藤さんは?」と何度も職員さんに聞いていたAさんだったが、いざ就寝支援に入るとベテランさんのような動きでAさんも安心しきった様子。
僕が一緒に付いていたときは、かなり手厳しいお言葉を頂いていたが、
今日は「あんたは優しいから大丈夫。上手だったよ。ありがとー」と優しい表情のAさん
「できた!!」
居室から出てきた時の職員さんの清々しい表情。
とても素敵でうれしい気持ちになりました。
僕がそばにいることで、職員さんの成長を邪魔しないようにしっかり見極めないといけないな。またひとつ勉強になりました。
できないことがあるのは当たり前
何ができるようになったかを振り返ってみて
何も実らなかったなんて悲しい言葉だよ
心を少しでも不安にさせちゃダメさ
灯りをともそうーーーーー!!
ポジティブを伝染させよう。それではまた。
もーういくつ寝るとーお正月―♪
来年は「今日は何人?」と確認する日々が一刻も早く終わることを願っています!
どうも、齋藤です。
~回顧~
今年は新卒者4名がおたけの郷に入職し、みんな元気に働いています。僕が新卒として就職した時は3.11の東日本大震災があった年でした。その時は1か月入職が遅れただけでしたが、今年の新卒者は本当に大変な1年だったと思います。
学生から社会人という立場に変わり、プライベートでの楽しみは減り、それでも一生懸命仕事を覚えて、日々成長している。これからもみんなの成長を応援していくからね!
5階フロアでは、僕が不在中にも他職種に情報を共有し、コロナ禍でも出来る事を模索しながら、入居者の方の生活を支えてきたと思います。1に感謝、2に感謝、3.4が無くて5に感謝。感謝の思いでいっぱいです。これからも続く日々をより豊かにするために、5階、おたけの郷の風土をより良いものにして、入居者の生活をみんなで支えていきましょう。
最後に、僕個人を振り返ると、例年よりも多くの職員さんと関わることができた1年でした。人生の中で人との出会いは、自分を成長させてくれます。一人ひとりの思いや考えを知ることで、時には反省したり、時にはやる気を頂いたり、凝り固まった頭をほぐしてくれたり。多くの事を学ぶことができました。これからも出会いを大切にしていきます。
因みに、プライベートで1年を振り返ると、一番うれしかったのはこれです。
約7年ぶりの再会。
ピンチはチャンス。さぁ、来年はどんな年になるでしょうか。楽しみですね!!