今年1年間は、新型コロナウイルス感染の話題に始まり、この話題で終わりを迎える年となりました。ダイヤモンド・プリンセス号の感染事例から本格的に動向が注目され、緊急事態宣言の発令では、様々な面で規制が強いられた状況でありました。夏場には一旦収束を期待しましたが、今現在週間の感染者数・曜日毎の感染者数の最多更新に関する報道に危機感が増すばかりの生活になってきております。
本当に今年1年は過去に経験したことがない事態が起きており、365日24時間、気が抜けない時間を過ごしたと犇々と感じております。その分、皆様への感謝の気持ちもこれ以上のないものになっているのも事実でございます。
職員のみなさんに対しては、施設内の感染対策もとよりプライベートでの行動自粛の協力もさせていただきました。
ご家族の皆様へは、イベントの中止や早い段階から面会規制のご協力を頂いております。差し入れ等でお見えになった時には、毎回励ましのお言葉を頂き、励みになっております。
厨房業者やお取引をさせていただいております委託業者の皆様へは、必要最低限の作業にしていただいております。
地元保育園の父兄様からは、励ましの絵をいただきました。施設内の各階に掲示しております。
地元ボランティアの皆様からは、手作りの防護服を沢山いただきました。
地元企業より、マスクや消毒液を沢山寄付していただきました。
職員のご家族や友人の方よりもマスクを寄付していただいております。
荒川区・東京都からも感染対策用品の支給もたくさんありました。
引き続き感染対策に努め、安心して暮らせる施設運営を目指してまいります。
来年も変わらぬご指導ご鞭撻の程、お願い申し上げますとともに、皆様が和やかな新年を迎えられますようお祈り申し上げます。
2020年12月31日
社会福祉法人エンゼル福祉会
おたけの郷
施設長 名原 隆