運営目標


介護老人福祉施設(以下「特養」)は、介護保険法に規定された事業のひとつです。
となれば、介護保険法の目的である「有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう支援する」と、介護保険法に明記されたユニット型介護老人福祉施設の基本方針である「自律的な日常生活を営むことを支援しなければならない」を目指し、実践していくことが、特養の「あるべき姿(当たり前の支援)」です。

でも、特養の実践としてだけでなく、介護業界においても、法の理念・方針であるはずの「自立型・自炊型生活を基本とした日常生活支援」はスタンダードとは言えず、世間一般にイメージされる介護ともかけ離れています。
そのためか、「あるべき姿(当たり前の支援)」を追求する施設や事業所、そして専門職は、業界内や世の中において、本流ではないという現実もあります。

だからこそ「おたけの郷」では、「有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう支援する」と「自律的な日常生活を営むこと」を、何があってもブレることなく徹底的に追求(実践)し、入居者の方たちに「活きて、生きる姿」を取り戻します。

そして、その追求(実践)によって『世の中にない特養(本来の特養)』を実現し、『あるべき姿(当たり前の支援)が、あるべき姿(当たり前の支援)でないことを、あるべき姿(当たり前の支援)にしていく』ための風を、介護業界のみならず世の中に吹かせていきます。